砂糖の紅茶割り

紅茶中毒的デュエマ活動録

2020夏の殿堂予想……を見た感想

 はい!ついにやってきました殿堂発表の季節!なんだかんだ言ってとっても楽しいですよねこの季節!というわけでせっかくなんで殿堂予想…とはちょっとズレていろんな人の殿堂予想を見て感じたことをつらつら書いていきます。

 完全に個人的な感想なので殿堂予想の批評がしたいとかそういった深い考えのようなものは一切ありません。そのうえ筆者はここ数ヶ月エアプですので的外れな意見を持っている可能性が高いです。コ口ナ許すまじ。

 

  • はじめに

 赤文字は殿堂の可能性があると思われる(思われてる)カードです。青文字はデッキタイプ名です。既に殿堂しているカードが出てきたら、それはP殿に格上げだと思ってください。

 

  • 超GR部門

 どの殿堂予想を見ても必ずと言っていいほど書いてあるのがこれ。しかもみんな大抵殿堂をすっ飛ばしてP殿だって言う。そうだよヨミジお前だよ。

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諸悪の根源

コイツばっかりは擁護のしようが無いんでなーんにも言えませんね。おとなしく死んでください。自壊しなければまだよかったのに(それでも殿堂にはつっこまれるかも)……能力自体は大好きだったので悲しいですね。みんな満場一致で死んでくれって言ってるので特に紹介することも無いです。文字稼ぎすらさせてくれないとかどれだけヘイトを集めるつもりなんだ。

 

 

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次によく見る二人 ここまでみんな何らかの踏み倒し能力持ち

 そして次点で名前をあげられるのがマリゴルドダンダルダ。とは言えこの二人に関しては少しだけまばらな印象を受けますね。具体的にはP殿じゃなくて殿堂で様子見してもいいのでは論、ダンダルダじゃなくてせんすいカンちゃんなのでは論、せんすいとダンダルダで仲良く殿堂行き論など。とは言えこの3人は仲良くP殿行きと言われても「まあそうだよな!」ってなる人は多そうですね。自分もやっぱそうかって言ってそうなんで。

 ここから少し個人的な話。実は、ダンダルダとせんすいカンちゃんがどうなるかが気になってます。カンちゃんが死んで影響があるのはバーンメアオンリー、一方でダンダルダが死ぬと影響を受けるのはバーンメアだけでなく赤青覇道赤白ビートダウンなどかなりの数のデッキに。覇道や赤白などは最近は見なくなったとは言え元からハイパワーなデッキ。環境が変わるとちゃっかりと帰ってくる可能性が無いとは言えません。……が、ここでダンダルダを取り上げられていたら話は別。超絶弱体化で紙束不可避!とまでは行きませんが結構なインフレを誇る十王編環境に太刀打ちできるかって言われると怪しくなってしまうかも。まあそもそもGRに逆風吹いてるんで許されても帰ってこない可能性も高いですがね。

 

 

 ……で、この人たちも殿堂じゃないかとか言われたり言われなかったりする人たちって印象。天啓クリスマの二人ですね。

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リソース稼ぎの鬼

 この二人は……うーんどうなんでしょ。天啓は許されない気もしますがクリスマはーーやっぱよくよく考えると壊れてんな!……って感じ。それもあってどっちも死ぬかも?死なないかも?ってみんな評価が割とブレてますね。これは自分も同じです。強すぎるって意見には同意できますが無くならないと環境が回らずヤバイかと言われたらノーってイメージです。そうなんですよね、死んだら環境トップが弱体化するのは事実、だけどこいつらじゃなくて大本(ヨミジ)を殺せば別にこいつらは殺さなくてもいいんじゃないか?って考えが頭をグルグルしてます。なので個人的には許されそう枠です。このあたりの触れ方で、公式がGRそのものをどう使わせたいのかのスタンスが明らかになるって意見も見ました。頭がいいですね。

 

 

 あとはこいつらも殿堂予想の常連ですね。GRカードでは無いですがGRに関するカードなのでここにまとめます。そう、ドッカンデイヤー“魔神轟怒”万軍投です。

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鶏が先か?卵が先か?

 殿堂した方が良いって意見はかなり見ます。実際自分もそう思います……が、自分はこの2人に関してもさっきの天啓たちと似たような考えに陥ってしまっています。こいつら死んでもヨミジが生き残ってればリペアされるだけだろです。ついでに言っておくとヨミジマリゴルドなどが死ぬのであればこいつらが生きていてもそこまで脅威ではないのではとも考えています。見通しが甘い。それでも見せしめ的にデイヤーは死んでしまうかもしれませんね。いったい誰への見せしめなのかは分かりませんが。そうなんですよね、デイヤー死ぬって言ってる人の何割かは「親玉だから死ぬ」「メインパーツだから死ぬ」的な結構曖昧な理由で死亡通知出してました。解せぬ。

 

  • デイヤー亡き後の群雄割拠部門

 どの殿堂予想を見ても、超GRに大幅にメスを!と叫んだ後にだいたいこう言います。デイヤー亡き後に台頭するであろうデッキにもメスを!言わんとすることは分かりますし、適切なメスなら大事だと自分も思いますね。ですがここは人によっての意見がGRよりもバラバラな印象を受けます。かくいう自分も首が縦にも横にも忙しいです。

 

 まずはコイツ。個人的に見る頻度ナンバーワンの生命と大地と轟破の決断

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5コストで10コスト踏み倒し おかしいね

 まあ頭おかしいカードですからね、すごく分かります。……ですが、個人的に解せないのが殿堂しろって叫ぶ人たちがこぞって言う「そのうちヤバいことになるから」です。いやいやそれ言いだしたらこいつだけじゃなくて他にも色々規制しなきゃダメだろ、だからそれだけの理由で殿堂に突っ込むのはかわいそうすぎるだろ……と言いたくなってしまいます。

 とは言うものの、上で書いたことは8割ぐらいはただの自分のお気持ちに過ぎないことは自分でも分かっています。実際レッゾ出すときに暴龍警報を規制するような開発ですから規制の可能性は高いでしょう。と言うか、現時点でもネイチャーヴァイカ白緑ファイブスターなどの頭おかしいデッキは存在してますからね。殿堂しても文句言う人は少ないでしょうね。

 ちなみにですが自分は死なないんじゃね予想です。理由は後述。

 

 

お次はこいつら。とある一つのデッキにまつわるカードなのでまとめてご紹介。そう、カリヤドネルー御一行です。

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「カリヤドネ三銃士を連れてきたよ!」 「カリヤドネ三銃士?」
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お手軽マナ回復のセレコン! 「すでに殿堂ですが?」

実質フェアリーギフトのブラクロ! 「零龍速攻でもよろしくね!」

何故か2ターン追加のスコーラー! 「いやだって最初の1体には変わらないし」

 はい、よく見る人たちです。とは言っても、これも人によって何をぶち込め派かは分かれているようです。諸悪の根源であるカリヤドネそのものを潰せって過激派もたまに見ますし。(ちなみに自分はセレコンの息の根を止めとけ派閥とラクも1枚にしとけ派閥の二刀流です。)
 これらのカードに総じて言われてることは、デッキの安定度を落としてしまえば適正出力になるだろってやつですね。デッキコンセプト完全崩壊は防ぎつつもデッキパワーを落とす手法は個人的には結構好きです。

 また、ヤドネ一派の殿堂予想は人によってどこを一番危険視してるかが分かるので見ててなかなかに面白い部分です。……これは半分悪口なので適当に流してほしいのですがスコーラー規制しろ派閥は疑問視しています。フィニッシュ手段なんて総じて簡単にリペアされてしまうものです。是非ともスコーラー盾落ちしてたのに別カード回されて負けたとか言って嘆いていてほしいですね。

 

 で、ブラクロの別就職先で有名な零龍速攻からはこのカードが頻繁に叫ばれています。

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束だとかタワーだとかの変則ルールでしか見たこと無かったのになお前

 ギャスカですね。最速2ターンキルを現実的なラインに落とし込んでる立役者です。2ターンキルってなんだよ2ターンって。これは詳しく調べてないんで間違ってたら申し訳ないんですけど、2005年初出のカードが殿堂入りしたら恐らく「殿堂入りまで最も時間のかかったカード」になりますよね。デュエマって分からないですよねー。

 速攻は「相手に何もさせない」がコンセプトのため、どうしてもやられている側は「何もできなくてつまらなかった」という体験を迫られます。それを踏まえると、開発の規制基準は「相手がつまらないという体験をどれくらい得てしまうか(得る頻度に繋がるか)」が焦点なんじゃないかなと。あと、殿堂リストを眺めてみると分かることですが、「速攻で強すぎた」が理由と思われるカードってあまり数が多くないんです。まあギャスカの場合は「速攻で強すぎた」というよりは「特定カードとのシナジーが強すぎた」というべきですが。どちらにせよ、殿堂入りしたら結構面白い(興味深い)んじゃないでしょうかね。

 

 

 という訳で「特定のカードとのシナジーが強すぎた」枠から……と言うか「特定の開発コンセプトとシナジーが強すぎた」枠からはこの人の登場です。

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シールドゴーで盾に行ってるのを見たことが無いんだけど

 凄惨なる牙パラノーマルですね。名前がカッコイイですね。注目され始めたのは去年の秋ごろでダッカの登場によるものでした。そのころから対GRクリーチャーの最適解のひとつとして有名に、そして十王編ではギャラクシールドを取り込んだことで遂に手が付けられなくなりました

 個人的にもそして他人の殿堂予想的にも、このギャラクシールドを取り込んでしまったって一面が大注目されてます。どう考えてもここが駄目です、今後の開発の邪魔になってます。そうなんですね、盾に表向きで貼り付けた時に強いカードランキングで超上位に入ってしまうのでチーム銀河のカードを喰ってしまうんですね。チーム銀河入れるよりコイツ入れた方が強いじゃん……と。まあこれはちょっと言いすぎな気もしますが。

 次に十王編全体の視点から見た意見で見かけたものをご紹介。言われなくても皆さん分かっている通り十王編は殴り合いの環境です。特に切札王国&鬼札王国、つまり主人公&ライバルといった中核メンバーは序盤からの果敢なビートダウン戦略をとります。対して、パラノーマルはそれを真っ向から否定します。これはもう邪魔以外の何物でもない。

 極めつけが登場時期。初出がそこそこ古く2013年……死んでも批判が少ないでしょうしこれは開発側も思いきるのでは?

 

 

 

 お次も「シナジーが強すぎた」枠。

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殿堂予想常連(ことあるごとに言われてる気がする)

 ドラゴンサーガからサイクリカ選手のエントリーです。これ、個人的にはかなりびっくりしてるんですよ。まあその理由はちょっと後に回すとしてまずはみんなの意見……まあ説明不要ですよね、デイヤー亡き後に興隆するであろうネバーサイクリカにメスを、です。最近めっきり見かけなくなったネバーサイクリカですが、別に規制で見なくなってたわけでは無いのでもちろんパワーは変わってません。環境上位が落ちぶれたら当然のように帰ってくることでしょう。

 ……で、ここからが超々個人的な愚痴。なんでみんなそんなにネイチャーとヤドネとネバー危険視してんの?です。これら3つのデッキには共通した弱点がありますね。そう、呪文に依存しすぎって点です。つまりはしかるべき対処を入れれば対処可能なデッキだってことです。有名な対策どころで言えばシャッフオーリリアファイナル・ストップジャミング・チャフなどですね。遅延だけでいえばプーンギなどもあげられます。だからこそ、サイクリカ殿堂!って騒ぐ人はシャッフも殿堂とか言ってバランスとってるもんだと思ってたんですよね。それがそうでもない。これが個人的にびっくり過ぎて。イニシャッフチブ出したのはシャッフ殿堂の布石→シャッフ殿堂したら呪文主体デッキににらみが効かなくなる→呪文主体デッキ大幅規制!みたいな流れなのかなあとか思ってたんだけどみんなどうもそうじゃないみたい。それじゃあまるで私怨みたいじゃないか……。といった事情があるので、個人的にはサイクリカの殿堂はしないorシャッフと同時に殿堂の2択と考えています。

 ヤドネは早すぎるんで各種メタが間に合わんから死んだ方がいい。擁護できなくごめんな。ネイチャーもそういう視点では危なすぎるかなと。速度 is justice。

 

 このゾーンの〆はこの人たち、赤白バイク勢です。と言ってもこの人たちについては、みんな「どっちか。どっちだろうなー(ワクワク)」ってテンションみたいですよね。

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だいたいザボンバが悪い気はする

 はい、レッゾZさんとヘブフォさんですね。これは結構見てて面白いです。なぜなら赤白バイク使ってるか使ってないかで意見が真っ二つなんで。バイク使ってる人は高い金出して買ったレッゾZが紙くずになるのが嫌なのでヘブフォ死んでくれ(もしくはどっちも死なないでくれ)って言います。バイク使ってない人はバイク以外でも使えるヘブフォは死なないでくれ、レッゾZは知らん(そもそもバイクが殿堂かどうかに興味すらない)って言います。個人的に今回の殿堂予想大会でもっとも醜い争いがこの赤白バイク部門。勝手に争え。

 ……はい。高みの見物を決め込むと刺されそうなので自分の意見もしっかりと書いていきます。ヘブフォ死なないで欲しいけど死ぬのはヘブフォだと思います(自分はバイク未所持勢です)。まあ仕方ないよね。と言うのも、やっぱりヘブフォはダッカルパラノーマルで使われてるって一面が大きいと思うんですよ。ダッカルってカードは当たり前だけど十王編じゃない、つまりはプッシュする必要性が薄いのではと自分は考えています。じゃあそんなカードと相性が良いカードでなおかつ他のデッキでも大暴れでなんというか目の上の瘤みたいなカード……となってくるとやっぱり邪魔だなあと思われちゃうんじゃないでしょうか。

 レッゾZは正直どうなんでしょうね。レッドギラゾーンとの相性が良すぎてヤバイってのは理解できます。できますがそれだけかなと。あえて言うならピンポイント盾焼却と『正義帝』が相性が悪いので嫌われる可能性はあるんじゃないかなと。ぶっちゃけ赤白バイク部門が一番分かりません。開発の回答が気になってしょうがないですね。

 

 

 以上がデイヤー亡き後の偶有割拠の時代を手枷と共に生き抜かねばならぬ面々です。みんな強く生きろ。

 

 

  • 他にもいろいろ部門

 ここからはちょこちょこと見かけた、上記の「現在、もしくは今後大暴れする」区分には当てはまらないかな?みたいなカードや、「独立してるけどカードパワーがヤバすぎるから死んだ方が良い」カード、他には個人的に首を捻ってしまったカードたちです。画像略で行きます(疲れた)。

 

単騎連射マグナム

 P殿に上げろとの声がちらほら。分かるけど分からない。いやP殿してくれたら助かるってのは事実だし、なにより殴り合い推奨の十王編には似合わないってのも理解できる。が、今このタイミングなのかって聞かれるとちょっと首捻り。でも死んだら喜ぶ(カウンターデッキが大好きなので)。

 

“轟轟轟”ブランド

 早いとこP殿した方が良いんじゃないかな(私怨)。あれですね、現在進行形で殿堂後のサイバー・ブレインとかアクアンとかニヤゲとかの引いたら勝つ最強運ゲー加速装置になってる気がしてます。これ引いた時のバイクの動き見るといっつも爆笑してしまうんですよ、バイク使ってねーのに勝つじゃんお前って。もちのろん、バイク以外でも強い。うーん…まあ私怨な部分も多々あるけどP殿堂って言われて不思議ではないかも。

 

腐敗勇気 ドルマークス

 すごい人気ですね。ランデスでロックでしかもなかなかに高速、ジョバンニを彷彿とさせるからか殿堂ではなくP殿!とまで言ってる人もちらほら。ランデスが嫌われるから消える!ってのは……まあ分からないでもないけど本当に消えるのかと言われると個人的には首捻り。

 ドルマークス 殿堂」で検索かけて出てきた人たちをブロックしたら某ブログのリプライ欄が消えたってツイート、ウィットに富んでて好きですよ。

 

グレープ・ダールムシ無視のんのん/灰になるほどヒート

 この二つのうちどっちかをあげるってパターンもそこそこ見ました。……うん?こいつらならこのゾーンじゃなくて「デイヤー亡き後の群雄割拠部門」なんじゃないの?って思った方も多いでしょう。ですが自分はあえてこの色々部門にしました。理由は個人的には可能性がかなり低いのでは?と考えているからですね。

 というのも、バーンメアはマリゴルド及びダンダルダがほぼ確実な死が控えていると感じてるのがあるからです。そのうえでこの二人まで逝ってしまったら死体蹴りです(逆に言えばマリゴルドやダンダルダがP殿など行かずに留まったら問答無用で死んでもらわないとまずそうです)。加えて、現状で彼らはU・S・A・BRELLAなどの踏み倒しメタに対する回答としての役割を持っているのが懸念点です。彼らを失うと一方的にメタにやられてしまいデッキ間の会話にならないのではないかと……まあ開発サイドはそれを望んでいるのかもしれませんけど。

 

鬼面城

漫画城

 ちょこちょこ見かけた。個人的によく分からないのでノーコメント。

 

 

  • 終わりに

 殿堂予想、するのも見るのも楽しいですね!皆さんが賛同できそうな意見はありましたか?当たり前のことですが、筆者の個人的な見解とバイアスに塗れた記事なので、全部鵜呑みにせずに自分でも見て回りましょうね!それでは24日を楽しみに待ちましょう!

 

 

 

 ……最後に一つだけ。殿堂予想、数うちゃ当たるでありえない数を羅列するのやめて?