カッコイイ言葉をタイトルに使いたかったから概論なんて書いたけど、実質タダの思考の書き散らしであり戦友への情報共有。ご意見ご感想どしどし募集中。
繰り返しになるが思考の書き散らしであって結論じゃない。結論は君たちの手でつかみ取れ!
はじめに
真の確定枠はこれだけしか存在しない。自由枠は6枠。
前提として、デッキ内のドラグナーはハラグロXのみであるとする。つまり装備可能なドラグナーは自然のコスト4以下のみとなる。そのうえで話をややこしくしているのがこいつ、デッドアックスである。
■これを装備したクリーチャーがバトルに勝った時、負けたクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンから出してもよい。
これのおかげで次元に採用することができるカードはありえない選択肢が存在する事となる。正直ヤバイ。
この記事では筆者が採用候補としているカードをつらつら書き連ねたものとなる。次節にて暫定の準確定枠、その次節にて採用検討枠を記す。
カードの評価は「使用想定場面」と「有用性」の2面から評価する。仕様想定場面に関しては2024年11月時点の環境とする。
また、有用性の評価はイツァヤナデッキにおいて使える場面があるかに焦点を当てさせていただく。そのため一般的なデッドアックス概論とは異なる結論となる場合がある。ご了承いただきたい。
準確定枠
(注)ガイアールはガイオウバーンの2枚目と選択枠である。ガイアールの代わりにガイオウバーンを入れてもよい。いずれにせよバトル系効果は2枚以上を強く推奨する。
覇闘将龍剣 ガイオウバーン
【想定使用場面】
【有用性】
★5億。これが無いと始まらないレベルで有用なため1or2枚確定。2枚目をガイバーンにするかガイオウバーンにするかは諸説なため後述。
ハラグロ×デッドアックスのパワーパンプと合計することで(4000+2000+3000)×2で18000まで討ち取ることが可能。パワー計算は足し算引き算掛け算割り算の順番で行われるというデュエマ数学に感謝。
ガイオウバーンが最も輝くのがVSドラゴン基盤対面。ゾージア出された返しに盤面を固めつつも一切の踏み倒しを行わずにガイアッシュを拒否するという強ムーブをとれる。このデッキはゾージア1枚ごときじゃ負けない。
その他、鳥対面の多面展開やバイク爆音のテスタ複数枚出しに対応できるため入れない選択肢はない。
将龍剣 ガイアール
【想定使用場面】
ガイオウバーンと同じため割愛
【有用性】
★5。優先度としてはガイオウバーンの次となる。理由としてはパワーパンプの有無の差である。
ガイオウバーンを2枚にするかガイバーンを1枚入れるかの違いは大きく分けて以下。
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ガイオウバーンだと起きる良い事
・初のプレイヤー攻撃時にバトルを行うという攻撃制限メタを2体並べることで除去に強くなる。
・パワーパンプの追加により、24000まで討ち取ることが可能となる。
ガイバーンだと起きる良い事
・デッドアックス→ガイオウバーン→ガイバーンと装備した際に、龍解するガイオラオウの攻撃に反応してひっくり返る(つまりデッドアックスの龍解コストを稼いでくれる)。
・攻撃時の9000未満火力。
・4cモルドリ対面にてゾージアに対してデッドアックス→ガイバーン→ガイオウバーン(→任意)の順で装備すると場に残るクリーチャーがハラグロ単騎になるため、DREAMの起点にされにくい(らしい)。
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ガイバーン派の最後のやつはアドバンスつよつよマンからの情報提供。賢いね~……。
それぞれの強みがあるため、環境に合わせて選んでみてはどうだろうか。
銀河大剣 ガイハート
【想定使用場面】
ガイオウバーンと同じため割愛
【有用性】
★4。主にデッドアックス→ガイオウバーンのチェイン後に出すこととなる。ハラグロの攻撃で1回目、龍解したガイラオウの攻撃で2回目を満たすことで龍解するというデッドアックス概論の基礎ムーブはイツァヤナデッキでも有用。
ただし、ハラグロデッキだとイツァヤナチェインの途中で2回目の攻撃を経過してしまうこともある。そのため使用ケースは他のデッドアックスデッキよりは各段に少ない。
ルピガナ等で自傷が進んでいるファイアーバードに対してのカウンターアタックとして役立つことがあるため忘れないようにしたい。
ここまでが準確定枠となる。正直普通のデッドアックス概論と変わらない。
採用候補
ここからは採用候補となるカードを各文明ごとに分けて紹介する。
火文明
正直なところ上の確定枠がすべてである。
【想定使用場面】
ガイオウバーンと同じため割愛
爆炎大剣 ガイサーガ
【有用性】
★2.5。主にドラゴン基盤対面のガイアッシュや革命チェンジの対策としての運用が想定される。あとほんのりとバイクや鳥に嫌がらせが出来る。
個人的な使用感だが、悪くない止まりである。出す場面が思ったよりも無い。
イツァヤナガチャスタートしたが場にボアロ出した後なのにハラグロを捲ってしまった!仕方ないからデッドアックス付けて栄光殴ってガイサーガ出してガイアッシュだけケアするか……みたいな場面でのみ輝いている。輝いている場面がミスの尻ぬぐいなのでパッとしない。
なので、筆者は枠が空いたら入れておくか枠になっている。
爆銀王剣 バトガイ刃斗
【有用性】
★2。表面は飾り。
イツァヤナデッキにはドラゴンがいないため龍解はデッドアックス頼りとなるが、裏返ってしまえばドラゴン以外に作用するゼンノーとなってくれる。
VS鳥やVSバイクで相手が舌打ちしてくれること間違いなし。
次元のスカイ・ジェット
【有用性】
★2。みんなおなじみここでまさかのスカイジェット。天門のムザルミのおかげで知名度抜群の即死札。
ただし、イツァヤナデッキにおいてはそこまで嬉しい札になりえないと考えている。
スカイジェットを出したい場面とはイコールで「ソリティアを決めることはできないがそれなりに盤面が揃っており、なおかつターンを返すことが許されないからこのターンで覚悟キメて6点行くしかない」という場面である。
しかもそのターンをしのがれた場合相手は全員SAで突っ込んでくるため死が確定するようなものだ。デッドアックス経由でスカイジェットを出させてくれる対面とは、イコールで火文明を搭載したデッキである。そんな対面に全軍SAをプレゼントするのはあまりにも背水の陣すぎる。
状況が限定的すぎる、かつミスの尻ぬぐいであるため評価を落とさせていただいた。他に入れたい札があるなら入れなくてもよいと考えている。
……一方で、恐ろしく細い線を通して負けを勝ちに変えられるカードでもあると言える。これで拾った成功体験の記憶はそう簡単には塗り替えられないだろう。
補足。裏面にモビル・フォレストがくっついている。正直使いたい場面が無いため付いていないのと同じであると認識している。
自然文明
この文明のみ、4以下ドラグハートであればハラグロから直接出すことが可能となる。そのため、それらに関しては自動的に評価が少し上昇することとなる。
【想定使用場面】
- ドラゴン基盤
- 栄光ルピア、ガイアッシュカイザー、インフェル星樹
- ドリームメイト
- ほぼ全てのクリーチャー
- アナカラーマルル
- ほぼ全てのクリーチャー
- ミラー
生誕神秘 ル=ピラッジュ
★4。いわゆる卵殻塊 ジュラピル。ジュラピル面でわざわざ出すことはないだろということで画像はこっち。
一番の強みはマナからシャコガイルを召喚できることだろう。デッキ内のスカイソードが出尽くさないか心配しなくて良くなるのは非常にストレスフリー。
また、攻撃のたびにマナブーストできるのも沁みるタイミングがある。序盤で使えばスカイソードの効果底上げに、後半で使えば捲り回数の削減で腱鞘炎の回避に一役買ってくれることだろう。
個人的には必須と思っていないが、周りを見るとみんな入れていたため評価を少し上げた。強いのは分かるけど無くて困ったこともほとんどないからその枠をさらに面制圧の札に割いている。
始原塊 ジュダイナ
【有用性】
★2。残念なことにこのデッキにドラゴンはいない。そのため龍解はデッドアックス頼みとなる。それでもひっくり返った時の壁としての力はそこそこ頼りになる。
恐竜界樹 ジュダイオウ
【有用性】
★2。ガチャガチャして盤面にたくさん並べるというイツァヤナのコンセプトと龍解条件そのものが非常に噛み合っており、龍解すればそこそこの壁として機能してくれる。
表面もドリメ対面で建てるとメイ様EXウィンにラビシェフ2枚を要求できるようになる。少しだけ役立つかも。
本当はバイク対面に立てたいのだがバイクは緑を出してくれない。無念。
龍魂遺跡 グリーネ
【有用性】
★1.5。ボアロが既に場にあるのにハラグロが捲れてしまった時にポイって投げると1ブーストできる。それだけ。
運良くイツァヤナ捲れるとボアロ経由でコンボが繋がるからそれで勝ったという報告も見た。ので、悪くはないらしい。
光文明
デッドアックスが主にお世話になるのがデイガ鳥である事情も合わさり使用頻度は高め。
【想定使用場面】
- ファイアーバード
- ハンプティ、インコッピ、クイーン冠はそもそもそいつがいるとデッドアックス出来ないから注意な
- ドラゴン基盤
- ボルシャック・ドリーム、ロッドゾージア7th
- 天門
- ほぼ全てのクリーチャー
- マーシャル
- クーラー、キール
- ドリメ
- プワソン、ラビシェフ、アンティハムト
革命槍 ジャンヌ・ミゼル
【有用性】
★4。準準確定枠。龍解条件がタップされていることのみであるため、エンド時に自動的に龍解するのが強力で便利。
主に使うのはファイアーバード対面。ガイオウバーンとミゼルを同時に出すと相手の打点は急に通らなくなる。
その他、攻撃時のタップを利用することでイツァヤナの安全な殴り先を作ることができる。ミゼルの1点はケツに力を入れてドボンを避けよう。
百獣聖堂 レオサイユ
【有用性】
★3。みんな大好きデッドアックス算のお供。4+9+7=20は聖なる数字。
イツァヤナにおいても主にデッドアックス算で使用することになり、しかも裏面の通常クリーチャーを要求する姿勢が大量展開と噛み合っている。簡単には殴り勝てない盤面を作り上げることができる。
なおエスケープもどきの効果は作用範囲が光クリーチャーのため使うことができない。ここは明確に残念。
真聖教会 エンドレス・ヘブン
【有用性】
★1。正直言って使うことはないが、単体カードパワーがあまりにも高いため一応書いておく。
雑に強いが雑に強いだけなので、デッキとして噛み合っているなどと言うことが全く無い。
龍魂教会 ホワイティ
【有用性】
★1。たまーーーーに使うかもしれない。そのレベル。
でも役立った時の沁みる度は随一。
水文明
よく言えばいぶし銀、悪く言えばおミソのようなカードたち。無理して入れる必要はない。
【想定使用場面】
- バクオンソー
- ミュート
- ドラゴン基盤
- ガイアッシュ、勝太&カツキング
- マーシャル
- ほぼ全てのクリーチャー
- 天門
- ブルー・インパルス、H・アルカディアス
- アナカラーマルル
- デドダム、ガイアッシュ
真理銃 エビデンス
【有用性】
★2。1ドローできる。が、このカードの真価はそこではなく裏面にある。
Q.E.Dはターンに一度、水のクリーチャーをコストを支払わずに召喚できるためなんと手札にあるシャコガイルを召喚することができる。すごくオシャレ。
またしても龍解はデッドアックス任せになる。頑張れデッドアックス、4コストの水のカードを龍解させるのは現代ではそこそこ珍しいぞ。*1
龍波動空母 エビデゴラス
【有用性】
★2。毎ターンドローできる。裏返るともっと効率よくドローできる。
イツァヤナを無理やり引き込めるためすこーし便利。なお出すタイミングの乏しさ。
これは青のカード全てに言えることだが、出すタイミングがそもそも乏しい。
次元のノーブル・エンフォーサー
【有用性】
★1.5。主な使用タイミングはバクオンソーがルーティングのために出したミュートを踏みつけた時。相手のGRの内容依存*2にはなるが、それなりの嫌がらせが可能となる。
一方でそれ以外の対面やタイミングでは使うことが無い。オシャレ枠に近い。
殿堂王来空間
【有用性】
★0.5。筆者が好きなだけ。たとえ相手に全体除去を食らおうが、次のターンに2マナ払うことで1ドローしながらイツァヤナの進化元を用意できるぞ!かっこいいぜ!
闇文明
使う頻度が最低。そもそも倒したいクリーチャーが存在しないことも多いため無理して入れる必要はない。ビギニング・ジ・エンド入れておいた方が良い。
【想定使用場面】
獄龍刃 ディアボロス
【有用性】
★1。墓地から回収が可能となる。やりたいタイミングは正直無い。
ハンデスに強くなるという面はあるが、このデッキは重要パーツを全てマナに逃がせることが強みであるためハンデスは警戒する必要性が本当に薄い。
滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル
【有用性】
★1。4体と引き換えに1体破壊が出来るようになる。コスパが悪い。
破壊は大体ガイオウバーンで間に合っているのだが、バトルで倒せないバルピアを倒せるようになるのは一考の余地があるかもしれない。
あとはノーブルエンフォーサーの裏面がイモータルブレードだったりもする。出すことは無い。
多色
始まりの龍装具 ビギニング・スタート
【想定使用場面】
- ファイアーバード
- 全てのクリーチャー
- 赤黒バイク
- 全てのクリーチャー
- ドラゴン基盤
- ほぼ全てのクリーチャー
- 天門
- ほぼ全てのクリーチャー
- バクオンソー
- マーシャル
- クーラー、キール
- ドリメ
- プワソン、ラビシェフ、アンティハムト
- アナカラーマルル
- デドダム
【有用性】
★3.5。スレイヤーブロッカーが弱いわけない。しかも龍解条件が劇的に緩いため100%龍解する。そして何より多色なため使える場面が非常に多い。
困ったり迷ったらとりあえずこれ入れておけばよい。使える場面がきっとくる。
総括
以上を踏まえて、”丸い”次元は次のようになると考える。
これをベースとし、役割が多少被っているミゼルとビギスタのどちらかを趣味や環境に合わせて入れ替えていくのがベターなのではないだろうか。
おわりに
なんだかんだ言ったけど、好きなもの詰めばいいと思うよ。デッドアックスで勝つ試合、10試合に1回くらいだからネ。*3