ハマっていた曲 2022/11,12編
この記事は自分が後で見返すことで「こんなことがあったな」「この曲よく聴いてたな」「この曲聞いてた時はこんなこと考えてたな」って記憶を呼び覚ますための備忘録です。第５弾。
この記事は曲紹介に合わせて自分の近況報告みたいなものも兼ねているので暗い話もしっかりと含まれている。そこだけ注意だ。
概要 of この頃
動画制作スランプ期、突入──。龍覇爆炎という再生数が稼げるビッグタイトルが出るにもかかわらず、やりたい棋譜が組めないそもそもモチベが無いｴﾄｾﾄﾗｴﾄｾﾄﾗ……で遅延しまくって投稿が遅れに遅れた。
結果……それでも再生数結構伸びた。流石だよモルネク。まあでもこれに懲りたのでもう義務感で動画作るのはやめたいなと思った。ボルシャック祭すらやりたくないかも(11月時点感想)。
→（12月現在）何とか動画できた。くっそつかれた。許さねえよボルシャック。
あとはそう、やっぱポケモン。皆さんやりましたか？めちゃくちゃめちゃくちゃ楽しかったですね。シナリオが過去一良かったかもしれない。3つのルートがあるぞ！そして最後はそれぞれのルートの集大成だ！……な展開、嫌いな人はいないと思う。いやー、本当に良かった。
……良かったんだけど、ペパーのルートが時期的にマズイ符合を起こした。
ちょっと暗い近況の話[閲覧注意]
ちょうどこの時期に実家の犬が寝たきりになってしまった。そのせいでペパーのまた元気になってボール遊びしようのくだりで精神崩壊しそうになってしまった。泣くのをこらえながらゲームやってた。最高のルートでした。
だけども。現実の方は厳しくて。実家の犬は11月の末にそのまま眠るように旅立ってしまった。死因は老衰、16歳と11か月の大往生だった。老衰なら、仕方ないよなあってずっと必死に言い聞かせている。本当に仕方ないのか分からなくてずっと胸が苦しいし、悲しくてたまらないけども。
母が繋いでくれたビデオ通話越しに、泣きじゃくりながら眠っている顔を拝んだ。綺麗なもんだった。母が言うには苦しむようなことも無く静かに逝ったらしい。心音が止まる音も聞いたらしい。そこまで寄り添ってくれた人がいてくれたことがとても嬉しくてたまらない。書いててまた泣きそうになってきた。
それからひと月。流石に精神も平常に戻った。少し薄情な気もするけど。そうでもないと人間って大変だなとも感じている。大変だね、生きるって。
……長くなってしまった。もうこれ別記事にした方が良かったんじゃないかなと今更反省している。……ちょっとした心情整理の機会が欲しかったが、わざわざ一つ日記を書けるほど心が強くなかったんだ。許してほしい。
あと、Youtubeがついに1万人行った。ガチでビックリだぜ。ありがとうございます。
……ゆっくりのんびりやったらゆっくりのんびりと伸びて行って気づいたら辿り着いたって感じでしかないので実は反省とか振り返りとかするような内容は無い。ある意味で心残りかも？謎に伸びて謎に辿り着いてしまった、要するに「やっちゃった」感が強い。そんなことあるんだ。あっていいんだ？
本当に長くなってしまった。気を取り直して、以下本文となる。テンションもいつもに戻す。
錠剤
ワ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"！！！！！！
アニメ版チェンソーマン4話のED。ヤバい。マジで。
まず自分はTOOBOEがかなり好きであり、チェンマンのEDを作ると聞いた時はかなり期待したものだった。で、これ。期待を120％達成してくるやん。
アニメEDを見るだけだと「パワーちゃんかわいい～」で終わりなんだけどこの曲はフルで聴いてこそ。今すぐフルを聴け。フルで聴くとめちゃくちゃチェンソーマン、タイアップとして120点満点。「気づけばあなたの幸せを願うようになっていた」がヤバ過ぎる。パワーちゃんじゃん。
ちなみにこの曲はPVも最高。年齢制限かかってるからブログ上じゃ見れないんだけどさ。擬態するメタ氏の弾けんばかりのイラストで描かれる世界観がエグイくらいに曲に合う。ラスサビまじで最高、見てるだけで涙が出そうになる。
個人的好きポイントは2番サビで出てくるチャイナ服の目がラリってる女の子。シナリオ的にはあそこであんなクリーチャー娘を出す必要性ってのはほとんど無い*1……んだけど、それでも出てくるあの娘。性癖が感じられる。そのためだけかは知らんけどPVの序盤から出てきてるのがまた良い。キャラを作ってからシナリオを詰めたのかシナリオを詰めてからキャラを当てたのかは分からないが、あのキャラからはあふれ出るリビドーが感じられてすごく好き。
ちなみにTOOBOE氏の曲で「心臓」というものがあるのだが、錠剤を経てからこれを聴くと結構面白い。すごく歌詞がデンジくんに聞こえてくる。自分は別にイメソンとかあんま考えない人種ではあるんだけど、これはちょっと面白かったので共有。「めぐり合ってしまうよ 逃げ出したくなる人に」「ちっぽけな生き様をどうにかしたくてさ」「愛がほしくてさ」とか。なかなかエグくないです？
House set of "Magical Astronomy"
家の裏で月を眺めつつ、イヤンホホから音楽聞いて缶チューハイ煽ってたらスマホの充電が切れたので帰ってきた
11月8日にあった皆既月食は見ただろうか？自分はそのためだけに家を出て街中であかりの無い場所はないかと放浪したものだ。お酒片手にイヤホンでこれを聴きながらね。死ぬほどエモーショナルでチルいひと時だった。歩き回った挙句に自分の家の裏が一番暗いという事に気づいた時の馬鹿らしさが最高だった。
そんな都会に住んでるわけじゃないけれど
それでも町が明るくて月が見えなくて、なんというか切なさを感じてしまったよ
↑これは月に酔ってる自分
アルバムの話をすると、これはRin氏の出した東方のハウスリミックス集であり、秘封シリーズの大空魔術のリミックスアルバムとなる。ちなみに2012年リリースでかなり昔のリリース。スマホを漁ったらフォルダが出てきたので、月を見るには最適だなってことで抜擢された。だって一曲目のタイトルが「月面ツアーへようこそ」だぜ？
昔はよく作業用BGMにしていたが最近はそうでもなく、聴くのはかなり久しぶりだった。月に感謝だね。
ちなみにこちらのアルバムはBooth(下のリンク)にて無料ダウンロードが可能！気に入った人はダウソしてスマホに入れておくと月食の時に役に立つかもしれない。
着包み
にほしか氏の曲。半年ぐらい前に出された曲なので別に最新ってわけじゃない、再ブームが来ただけである。
これの作者は過去のハマ記事3,4月編で紹介した夜の自販機を作った人である……と言おうとして過去記事読み返したら夜の自販機は別に紹介してなかった。えっ、マジ？紹介漏れしてたの？
ちなみに夜の自販機はこちら、これもすごく大好きな曲。なおこれが公開されたタイミングが絶賛仕事について考える時期だったため、めちゃくちゃ歌詞に共感してしまいとてもとても鬱ってた。ぐえ～。
話を着包みに戻そう。この曲の好きポイントはコロコロと転がるようなメロディと割れそうなぐらいか細く感じられる可不の声。聴き心地がとーっても良い。「皮一枚挟んで」のとこの裏声とか超良いよね。ぱっぱらぱっぱっぱ。
氏の作る曲はメロディがとても特徴的なので非常にお気に入り。ただし作者本人の精神が非常に不安定(ﾂｲｯﾀ見てる限り)。以前に活動してた垢を消してやり直しているなどの訳アリっぽい外観に加えて裏垢が二つもある。大丈夫かよ。ちょっとシンパシー感じちゃうね。やかましいわ。心配になるので是非とも健康に生きて作品を作り続けてほしい。
ちなみにだが前世の動画はまだYoutubeやSoundCloud上に存在している(なおYoutubeの方に関しては限定公開設定のため検索難易度がVeryHard)。気が向いたら捜索してみてほしい。消さないでいてくれてありがとう。
雨は実刑
これまた別に新しいわけじゃない曲。2022の春ボカコレらしい。……いやまあこの企画は新曲紹介コーナーじゃないから別にいいんだけど、こうも旬から微妙にズレた曲ばかり挙げてると時代遅れになっている感覚に襲われてしまう。うーん。
この曲はSohbana氏の作ったボカロ曲。Sohbana氏いいよね。サビのミクの声と間奏の音が気持ちよくて気に入っている。あとやっぱり2分17秒ごろからの「第二章 延長」。延長って何だよ……！かっこよすぎるだろ！
あと午後茶's大好き展開の「ラスサビでメロディを少し改変するアレ」が入っているのも嬉しい。そろそろこれの技法名を知りたい。なんなんだこれ、とにかく無茶苦茶にかっこいいよな。
結局俺って曲は メロディ＞音作り＞音の調和＞＞歌ってる人＞歌詞 ぐらいで評価してる気がする。……そのせいかボカロ曲は歌詞を殆ど理解せずに聞いている節がある。ボカロ作者がこれ読んでたら申し訳ないけど(歌詞が二の次三の次になるぐらいメロディとかの要素がいいってだけで歌詞も含めて好きだよーと予防線)。
氏の曲は偶然つべで流れてきてから知ったけど、気づいたらつべ君この人の曲しか流さなくなっちゃってた。アルゴリズムが相変わらず謎だよ……。まぁおかげさまで好きな曲が増えたと前向きにとらえている。ピンシアニールとか好きよ。
Babel
急に聞きたくなってちょっとハマってた曲。曲自体は結構前からあるし自分も何年も前から知ってたやつ。再マイブーム枠だね。
曲調がなんかすごくデュエプレのキャラソンっぽいんだよこれ。ルピコのアレ聞いてふと頭をよぎったからそっからちょくちょく聴いてた。
3分40秒当たりのラスサビ以降がガチでかっこよすぎてここ聴くために聴いてる。Nizikawa氏の曲は……これなんてジャンルなんだろ？donkとかhardbass味が強い曲が多いけどまー詳細は分からないのでJ-coreってことにしとくか。結構好きでVOEZでよく遊んでた記憶がある。
ちなみにNizikawa氏はMaxiの作者。って言ったら分かる人それなりに増える気がする。実際自分もここから知った口。
総評
ここ数か月と比べると少なめの曲数。まぁ別にいっか、実際余り曲は聴いてなかった気がするし。インプットも少なめ、そのおかげでアウトプットも少なめ。まーそれなりに充実していた気がする2か月間だった。どっちかというと忙しすぎただけな気もする。
これといってビビってくる曲もあまり増えず、自分個人としては不作って感じではある。ちょっと不満が残るかも。
せっかくなのでベストオブ2022in午後茶花伝を決めておこうと思う。この一年で一番良かった、よく聴いた、影響力があった、自分を代表するような、そんな感じの曲だ。様々な要素の集合であり単純に”良かった”の一番じゃない。……ってなるとすると？
いややっぱこれになるんだよな。
今年何が変わった？の質問があったとするとやっぱり答えは「超久しぶりにソシャゲにハマった」になるわけでして。それを代表する意味でも、ハマった音ＭＡＤがだいたいこれだったって意味でも。うーーん。やっぱUnwelcome School！帝京平成大学のここが凄い！！！
単純に音楽として良かったで言うと「暮しガスメータ」とか「心臓」とか「錠剤」とかがマイヒットになりそう。うん、楽しい一年だった。
というわけで、2022も終わり。ハマ曲も2023の1月&2月までいけば一巡。そこまでしっかりとやっていきたい。中途半端な時期に始めたおかげでシーズン管理が中途半端なんだよな。うーん。
てな感じで。みなさま良いお年を。お相手は午後茶花伝でした。
前回はこれ↓
*1:だって別に下っ端マフィアが主人公を追い詰めたっていいじゃん
