デュエマ暴走構築録 vol.番外編 ~ 盤面の主導権を握れ!4cザーディクリカ! ~
CSで久しぶりに入賞したので忘備録です。
自分も入賞してデッキ紹介ブログ書きたいわねえ
— 午後茶花伝 (@T_holic_DM) 2021年4月21日
…
……
………
決勝来ちまった…
— 午後茶花伝 (@T_holic_DM) 2021年4月24日
勝ちました
— 午後茶花伝 (@T_holic_DM) 2021年4月24日
…書くしかねえなあ!!!!
- 導入
はい、というわけで久しぶりのデュエマ記事です。今回はいつものデッキ紹介記事と違い番外編(と言う名のお酒の勢いに任せた超絶的雑ーい記事)なのでかなーーり緩く書いていきますし、文体もおかしいです。しかも画像も張りません。許せない方は戻るボタンをポチっとしてください。
今回自分が行ってきたのは2ブロックのCSでした。ちなみに参加の動機は単純に面白そうだったから、自分のやりたいデッキを使ってもいい感じになるんじゃないか、その他もろもろの雑念なのであまり褒められたものではなかったです。そもそも普段はオリジナルとアドバンス(最近控えめだけど)の人間だったので環境とかには全く詳しくありませんでした。
だらだらここを喋ってもしょうがないと思うのでさっさと次に行きます。
1位だった4cザーディクリカです
— 午後茶花伝 (@T_holic_DM) 2021年4月24日
盾とトップにめちゃくちゃ助けられました pic.twitter.com/aOKuYfgC3p
こちらがデッキリストとなっています。基本的にはラッカザーディクリカとか4cザーディクリカとか呼ばれるリストとあまり大差ない内容になっているとは思うので、一部分のみにフォーカスして語っていこうと思います。
- そもそもこのデッキって?
このデッキは、「ドラサイもしくはヴァリヴァリウスからザーディクリカを出して盤面に圧をかけながらリソースを確保、シデンドで盤石な盤面を作り出してビートダウンをしかけていくデッキ」となっています。ワンショットや速攻と言うよりかは中速ビートダウンと言った塩梅です。
祝えを採用してはいますが、祝えほにゃらら系統のデッキとは全く違って祝えの安定的な使用を考えてはいません。そもそも中盤に1~2枚引けてればいいや程度の考えなので3枚しか入ってませんしね。ですので祝え系統のデッキだと思って組むと全然違う挙動を求められてイライラすると思います。
一番の上振れムーブが3tケンザンからの4tヴァリヴァリで暴れ散らかすこととなっていて、それが最強なのは疑う余地も無いのですが、仮にそのムーブが決まらなかったとしてもあまり心配することはない構築となっているつもりです。そもそも2ブロには速攻と言える速攻がいないと考えていましたので最速ムーブにはこだわっていません。ですので、3マナチャージャーも1種類4枚のみの採用となっており、コアクアンとアイアンによる手札補充から5tにヴァリヴァリかドラサイ投げればいいや程度の考えで構築がまとまっています。最速にこだわる人はメガヒット・チャージャーの採用をおすすめします。
- 各種語りたいカードについて
ここからは採用枚数や役割など、語りたいカードについてだけ絞って喋っていきます。ケンザンは強い初動だから4!とかどうせみんな聞きたくないだろうしね。
・ヴァリヴァリウス×4
このカードは文句のつけようがないぐらい強いカードです。ですが、一方で非常に大きなハンデを持っています。それがメタクリを採用できない(もしくは採用するとプレイング難易度が上がる)ということです。
自分は数日前のVDuelリモートCSを参考に調整していたのですが、その時の最大母数が鬼羅Starでした。ですので鬼羅Starへの対策は必須事項であり、その時に一人回しをして出した結論が盾から手に入れたリソースを使ってヴァリヴァリ絡めて制圧した方がメタクリ建てるよりも安定して強いでした。
そもそも2ブロック環境には封殺カードがあまり多くありません。せいぜいファイナルストップやドルファディロム程度であるため、盾で受ける戦略は十二分に成立すると考えました。加えて、想定Tier1の鬼羅Starデッキは封殺を積んでいないことが予想されました(カメカメン+ファイストは知らん)。ですので、メタクリを建てて遅延する戦略から盾から高性能のトリガーで受け、返ってきたターンにヴァリヴァリ絡めて盤面制圧を行う方針になったのです。
鬼羅Starは確かに強力なデッキですが、速度そのものが脅威かと言われると多少首をかしげる必要があると自分は考えていました。「正義星帝」やアクロパッドが絡んだとて最速4t、なおかつ盾全部割り切ってダイレクトまで決めることは稀……これはつまり自分がケンザンを撃っている、もしくは先攻をとれていれば十二分に5マナ圏のカードによるカウンターが狙えるということを意味していると捉えました。かなり甘い目論見ですね。
というわけで白羽の矢が当たったのがヴァリヴァリウスであり、お役御免となったのがオニカマスでした。これは結果的にプラスに働いたと思っています。
自分が趣味でやっている架空デュエマの動画を見てくださっている方はお気づきと思いますが、動画を作っていた段階ではメタクリによる妨害を重視していたためヴァリヴァリがOUTのカマスINになっています。つまりは今と反対の考えと言うことですね。どっちがいいかは環境や個人との相性なんじゃないでしょうか(投げやり)。
・「驚愕の鉄人」×4
強かったカードかと聞かれると、何とも言えなかったとしか答えられないカードです。役に立った場面は少なからずありましたが、必須級の強さを誇ったかと聞かれると使ってた本人でも首をかしげます。
このカードは4tにギャラクシールドで盾に張り付けてリソースを確保し、相手にアイアンを殴らせることで寝ている状態のヴァリヴァリウスの殴り先を用意することに価値があります。一方で、相手がアイアンに脅威を感じず、殴らない選択をとった場合はヴァリヴァリウスがキャストできなくなり、自分はテンポロスをすることとなります。ですので、このカードを使う際は手札に2の矢としてドラサイを用意しておくことを意識しておいてください。
小ネタとして、相手が輝羅を出していると勝手に盤面に出ていかなくなるのでヴァリヴァリを気にすることなく使えるようになります。この時だけ相手に感謝しましょう。
また、普通に6マナ使ってプレイすることや祝えの弾として使うこともそこそこ多かったです。相手のブロッカーや鬼羅Starをどかしながら2点を決めていくのはなかなかに便利でした。
これだけ色々書くと強そうですね。多分気のせいです。コアクアンの5枚目以降ってイメージが一番です。
・S・S・S ×3
主に鬼羅Star対面で踏ませたくて入れました。その他の対面で強いかどうかはあまり考えていませんでしたが、結果的にゲンムエンペラーのフルパンに対する回答になってくれたので積み得カードだと思います。
鬼羅Star対面でこれを踏ませることに成功すると鬼羅が手札に帰って盤面のクリーチャーが全て寝ている状態になります。ここにヴァリヴァリを当てられると勝率がグッと上がります。ザーディクリカを絡めてもう1回ぐらい撃ってあげましょう。
非常に強力な一方で、やはり手札に来ると腐るのが実情です。3枚がベストかなと個人的には感じています。EXライフやヴァリヴァリで無理やり盾を増やせるデッキなので3枚でも1ゲーム中に1枚ぐらいは埋まってくれる気がします。気がするだけなのでここらへんは体感で枚数を調整した方がいいと思います。
・シデンド×4 と ザーディクリカ×4
強いカードです。特に変な使用法をすることは無いので直感に従って使用すれば問題ないと思います。正直触れなくてもいいと思ったんですけどデッキの主役なのでちょっとだけ。
シデンドはEXライフシールドがあるうちは警戒を活かして攻撃アンタップ追撃は無しを繰り返してブロッカーとして運用しながら相手の盾を削るプレイングが強かったです。正直それしかやってなかったです。相手のハンドが切れかけていてここを詰めないことで相手の息切れが狙えるって状況じゃない限りは攻め続けて問題ないと思います。
また、シデンドやザーディがたくさん場に並んで一斉攻撃を仕掛ける時はガードストライクケアを意識してバラバラのシデンドで順繰りに殴っていくことを意識しましょう。まだ1回も殴ってないシデンドを止められると打点計算が狂うことが多いです。
割とマジで素直な使い方するだけですので語ることも無いです。
説明が雑になってきましたね。酔いが醒めてきた証拠です。何書けばいいか分かんなくなってます。
- 予想された対面とそれへの対策
・鬼羅Star系統のレクスターズビートダウン
ほぼほぼ上で書いている通りです。盾で受けましょう。受けたら返しましょう。雑過ぎじゃない?貫通したらどうすんの?ってなると思いますが、なんだかんだ言ってこれしかないのであまり多くを語れません。貫通したらその時ですし、そもそも僕はこのデッキが鬼羅Starに有利なデッキだとは思っていません。盾か先攻か4積みのチャージャーに祈るしかないデッキを有利デッキですなんて言えるわけない。
青白は相手のクロックと自分のS・S・Sを盾からどれだけ押し付けられるかの勝負になります。ヴァリヴァリやザーディ経由の除去呪文で相手の盤面を枯らしながら進軍しましょう。また、クロックがあるので盾を殴ることにしたターンはザーディのエンド時効果を頼らないようにしてください。
大会ではそれ以外のカラーの鬼羅Starにも当たりました。想定外っちゃ想定外なのですが、クロックが無いという一点であまり怖くありませんでした。丁寧に面を作り、相手の盤面を枯らし、GSと暴斬の姉豹にのみ気を付けてビートしていけば問題無いはずです。
・5c系のビマナ及びコントロール
最速を意識して面を作ってからシデンドによる不可避の4点を叩き込み続けるか、適切なタイミングでファイナルストップを撃って殴りこむかの2択です。便宜上5c系としてまとめましたが、そもそも5c系は人によって構築が千差万別です。対策なんてろくにできません。
このデッキの除去がS・S・Sと襲来!しかない都合上、ギャイアやロールモデルやブラキオ龍樹を建てられると容易に詰みます。一方でドルファディロムはあまり怖くありません。この傾向より、ビマナして大型ロッククリーチャーを投げてくるタイプの5cは非常に苦手です。頑張って相手より早く動きましょう(1敗)。
・邪王門系統
いると思ったけど思ったよりいなかった。シデンドで除去耐性2段攻撃仕掛けたら勝てるやろと思ってました。当たらなかったため真偽は分かりません。
・NEXを利用した踏み倒しデッキ
いると思ったけど思ったよりいなかった。速度勝負には負けるでしょうが盾勝負でこっちの方が強いので基本的に鬼羅Star対策と同じ感じで行けるんじゃないかなとか考えてました。実際の対面では謎の豪運トップから超速6打点轢き殺しが発生したので真偽は分からず。
・ギャラクシールド
馬鹿だったので完全に存在を忘れてました。おかげさまで対策やどうやって戦うかを全く決めておらず、結果として足元をすくわれそうになりました。戦ってみた感想として言うと、普通に不利対面だと思います。まずセンノーが超えられずに死にますし、その後もリソース合戦で苦戦を強いられます(7溜まるまで起きドロソのザーディが使えないため)。
- 終わりに
このデッキは非常に面白く、なおかつパワーのあるデッキです。ですが、環境に適しているかという問いにはハテナが残ります。やってることがカードパワーによるゴリ押し戦術に近いため、動きが割れて対策が容易になっても勝てるデッキか?と問われると素直に分からないと答えます。自分自身が今後2ブロたくさん出れるわけではなさそうかつ、有料記事とかそういうのにこだわりが無かった(自信が無かった)ので当日のうちにリストも晒しましたしこんなクソ記事も書いています。そういうことだと受け取ってほしいです。
……ですが、そんなマイナスな評価はこれをガチデッキとして運用しようとした場合の話です。これを1つのデュエマのデッキとして評価するならば僕はかなり気に入っていますし、とっても楽しいからみんなも試してみてよ!と大きな声で言えるデッキです。動きはダイナミックで出力も小回りも良好、使うたびに頭を悩ませることができる楽しいデッキです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか!まあヴァリヴァリが高いので無茶のない範囲でデッキ制作は計画的に。
余談ですが記事の中盤でもちょろっと触れた架空デュエマってのがこれです。このデッキの原型が載ってます(12分30秒頃から)。
もともとはニコニコで細々と動画投稿をやっていたのですがこの度YouTubeなどでも動画を出すようになりました。だってあっち人がいないんだもん。
……まあ大手ユーチューバー様のように定期更新もしていないし生配信もしていないし完全に趣味の範疇のようなものですが、ありがたいことになかなかの好評をいただいてます。マジで感謝。
というわけで突然の宣伝でした。今度こそ終わり。